2010年11月04日
固形燃料ストーブを自作してみた
ここんとこ、大事なワタクシのカラダで色々ありまして。
良性だったんだけど、直腸ポリープを念のため内視鏡手術で除去したところ、な~んと三日目に
バクっ、と傷口が開いて会社のトイレでビューッとまっ赤っか。
その日のうちに再手術。てなわけでしばらく大人しくしてなくちゃなんない。
そんな時は工作ですよ。
固形燃料用のストーブ(コンロ)を自作してみた。
同僚の中国出張時の土産「月餅」の空缶利用です。
空缶の4側面の下部に、適当に吸気孔を開けて。
風洞効果と、多少の煙突効果を期待しておるわけですな。
パーツはシンプルで。
空缶の内部底に、手近にあったこれも空き瓶のフタを裏返して、耐熱パテで接着。
ゴトクは、クリーニングで付いてきたハンガーの針金を空缶の縁に引っ掛けるようにペンチで加工。
使用する固形燃料は、ススが出ず廉価かつ購入が容易な、一人鍋用のやつ。
(100均でも入手可能、近所のDIYスーパーでは12個入で¥228)
実は、折り畳み式コンロ付属のヘキサミン製の固形燃料も試しましたが、ススが凄いわバチバチ爆ぜて火の粉が飛ぶわ、コンロの燃料置きの孔から下にボタボタ垂れて火はつくは・・・
いやはや、あんな危険かつ使い物にならんモン、売ってていいのかね。
石油・ガソリン・ガス・アルコールと、私が経験した数々のストーブのうちで、最凶悪ダメ燃料でした。
購入検討に値しませんので、自分で作っちまいましょう。
スーパーで購入した、一人用おでんパック二袋。
こいつをどれ位の燃料・時間で温められるのかを確かめる。
昨日製作して、固形燃料一個で500ccオーバーのヤカンを沸騰させております。
んなわけで、その予想を上回ったパワーが湯沸し以上の用途に使えるかを見たいわけです。
屋内温度は17℃くらい、固形燃料に対して持っていた「トロトロ」って感じよりは力強い。
ドドーッ、て印象。
15分程で、一個目の燃料が燃え尽きた時のおでん状況。
二袋ってえと結構コッヘル一杯でしょ?
沸騰はしていないが湯気が上がり、実は既に充分熱い。
二個目の燃料に点火、乗っけたとたんに沸騰。
余裕でラーメン作りや炊飯に使用可能だと思います、かなり気に入りました。
長いこと固形燃料には主に「火力が弱過ぎ」偏見を持ってきましたが、結構やるもんだの印象。
孔をもう少し小さくすることで、更なる煙突効果でパワーアップ!もあり得るかも。
自作ストーブはこれまで、アルミドリンク缶利用のアルコールの自動加圧式サイドバーナーを愛用して
きたけど、いつも気にしていなくちゃならないのが、「絶対にひっくり返せない」ってこと。
倒したが最後、火の海ですから。
また、アルミ缶のコンパクトさは不安定さとコインの裏表。
案外燃料用アルコールのコストもかかり、密封容器で液体を運搬するのも一手間あるとは言える。
まあ、その手間を楽しむのも一興ではあるんですが。
その点、この固形燃料ストーブはホントに安心して使えますよ。
安定性は缶形状的に非常に良好、ハンガーの針金もゴトク使用に充分耐えるのはご覧の通り。
パッ、とセットして、ポン、と固形燃料入れて点火、すぐ使える。
燃料が小さくなるにつれ、火力は当然弱まります。
が、消えるまでそれなりに保温役はするので、焚き火のようなもんだと思えば。
炎が小さくなったら、薪を足すのと同じ感覚かな。
安定性・収納性・安全性・低コスト・燃料調達の容易さと、いずれも使い勝手のポイントは高い。
この缶では、ちょうど25g の燃料4個とライター(もちろんゴトクも)が格納できました。
ちょっとザックに入れて、日帰り外遊びに使いたくなりますよ。
良性だったんだけど、直腸ポリープを念のため内視鏡手術で除去したところ、な~んと三日目に
バクっ、と傷口が開いて会社のトイレでビューッとまっ赤っか。
その日のうちに再手術。てなわけでしばらく大人しくしてなくちゃなんない。
そんな時は工作ですよ。
固形燃料用のストーブ(コンロ)を自作してみた。
同僚の中国出張時の土産「月餅」の空缶利用です。
空缶の4側面の下部に、適当に吸気孔を開けて。
風洞効果と、多少の煙突効果を期待しておるわけですな。
パーツはシンプルで。
空缶の内部底に、手近にあったこれも空き瓶のフタを裏返して、耐熱パテで接着。
ゴトクは、クリーニングで付いてきたハンガーの針金を空缶の縁に引っ掛けるようにペンチで加工。
使用する固形燃料は、ススが出ず廉価かつ購入が容易な、一人鍋用のやつ。
(100均でも入手可能、近所のDIYスーパーでは12個入で¥228)
実は、折り畳み式コンロ付属のヘキサミン製の固形燃料も試しましたが、ススが凄いわバチバチ爆ぜて火の粉が飛ぶわ、コンロの燃料置きの孔から下にボタボタ垂れて火はつくは・・・
いやはや、あんな危険かつ使い物にならんモン、売ってていいのかね。
石油・ガソリン・ガス・アルコールと、私が経験した数々のストーブのうちで、最凶悪ダメ燃料でした。
購入検討に値しませんので、自分で作っちまいましょう。
スーパーで購入した、一人用おでんパック二袋。
こいつをどれ位の燃料・時間で温められるのかを確かめる。
昨日製作して、固形燃料一個で500ccオーバーのヤカンを沸騰させております。
んなわけで、その予想を上回ったパワーが湯沸し以上の用途に使えるかを見たいわけです。
屋内温度は17℃くらい、固形燃料に対して持っていた「トロトロ」って感じよりは力強い。
ドドーッ、て印象。
15分程で、一個目の燃料が燃え尽きた時のおでん状況。
二袋ってえと結構コッヘル一杯でしょ?
沸騰はしていないが湯気が上がり、実は既に充分熱い。
二個目の燃料に点火、乗っけたとたんに沸騰。
余裕でラーメン作りや炊飯に使用可能だと思います、かなり気に入りました。
長いこと固形燃料には主に「火力が弱過ぎ」偏見を持ってきましたが、結構やるもんだの印象。
孔をもう少し小さくすることで、更なる煙突効果でパワーアップ!もあり得るかも。
自作ストーブはこれまで、アルミドリンク缶利用のアルコールの自動加圧式サイドバーナーを愛用して
きたけど、いつも気にしていなくちゃならないのが、「絶対にひっくり返せない」ってこと。
倒したが最後、火の海ですから。
また、アルミ缶のコンパクトさは不安定さとコインの裏表。
案外燃料用アルコールのコストもかかり、密封容器で液体を運搬するのも一手間あるとは言える。
まあ、その手間を楽しむのも一興ではあるんですが。
その点、この固形燃料ストーブはホントに安心して使えますよ。
安定性は缶形状的に非常に良好、ハンガーの針金もゴトク使用に充分耐えるのはご覧の通り。
パッ、とセットして、ポン、と固形燃料入れて点火、すぐ使える。
燃料が小さくなるにつれ、火力は当然弱まります。
が、消えるまでそれなりに保温役はするので、焚き火のようなもんだと思えば。
炎が小さくなったら、薪を足すのと同じ感覚かな。
安定性・収納性・安全性・低コスト・燃料調達の容易さと、いずれも使い勝手のポイントは高い。
この缶では、ちょうど25g の燃料4個とライター(もちろんゴトクも)が格納できました。
ちょっとザックに入れて、日帰り外遊びに使いたくなりますよ。
Posted by きんぴら at 22:05│Comments(0)
│道具
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